イギリスの仮想通貨HitBTCで日本在住の人に向けてサービスの利用停止のお知らせのメールが届く事件が起こっています。
登録時に日本のIPアドレスからHitBTCへ登録したユーザーは
日本在住扱いになり、2018年6月2日から14日以内にパスポートを提出してKYC手続きをしないとHitBTCのサービス停止するという内容です。
日本のIPアドレスからHitBTCへのアクセス歴がある方は、本日から14日以内にパスポート等の資料を提出して日本居住者でないことを証明できない場合にはサービスの提供が停止されるようです。なお、その際にはトークンの引き出しのみ可能となるとのこと。
— BC GOD (@BCGOD777) 2018年6月2日
公式のTwitter,Facebook,Google+のアカウントでの声明は何も出ていません。
HitBTCの公式サイトLegal information/ HitBTCにある
Service Restrictionには日本在住者向けにKYC手続きをしてくれと表記があります。
Service Restriction
You shall not use our Services and immediately cease using those if you are a resident or become a resident at any time of the state or region, where HitBTC is not authorized to act (see cl.2.2.(g) of our Terms of Service.
For the avoidance of any doubt and in accordance with the Japan Payment Services Act, HitBTC has temporarily suspended providing virtual (crypto) currency exchange services to residents of Japan. In case our technology detects that you use our Services from an IP address registered in Japan, or any other services registered in Japan, you would be asked to confirm that you are not a resident of Japan by providing information on you residency within KYC procedure. If you are not a resident of Japan and interested in opening a verified PRO account, you can do this with the help of our partner Sequant Capital Limited, an FCA-regulated UK broker company.”
Google翻訳にかけると下のようになります。
サービス制限
あなたは当社のサービスを使用してはならず、HitBTCが行動することが許可されていない州または地域のいつでも居住者または居住者になった場合には、これらのサービスを使用してはなりません(cl.2.2(g)参照) 。
HitBTCは、日本の決済サービス法に基づき、一時的に日本の住民に仮想(暗号化)通貨サービスを提供することを中止した。日本で登録されたIPアドレスまたは日本国内に登録されている他のサービスからサービスを利用していることが検出された場合は、KYC手続内の居住に関する情報を提供して、あなたが日本の居住者ではなく、検証されたPROアカウントを開設することに興味がある場合は、FCA規制の英国のブローカー会社であるSequant Capital Limitedの助けを借りてこれを行うことができます。
このお知らせに伴ってフィッシング詐欺の可能性があるメールが届いているようですので、
念の為にメール内のリンクは開かないようにしましょう。
今回のHitBTCまとめ
- 取引所のメールでもフィッシングの可能性があるのでメール内のリンクは開かない。
ログインするときはブックマークから - 登録時IPアドレスで日本在住を判別している模様。
HitBTCを使っていた人は、他の取引所やウォレットに送金したほうがよい