「Death Coming」は開発元Sixjoy Hong Kong Limitedのパズルゲームです。
2018/03/25現在Steam,iOS版がリリースされています。
可愛らしいドッド絵とは対象にキャラクターの命を刈り取っていくというブラックな内容になっています。
プレイヤーを導く死神も怖さがない上、BGMも陽気な曲が多いのでブラックさを感じさせません。
グロ要素は血がちょっと出る程度です。
ゲーム攻略のヒントにもなっている「ドット絵とフキダシが出て来る台詞」は、スーファミ世代としては懐かしくなってテンションがあがってきます。
ライブ・ア・ライブとかロマンシングサガなど思い出しますね。
スーファミ世代からゲームに親しんでいる者としてはドット絵ゲームは自然と顔がニヤけてきますね。
プレイヤーは「死神の代理」となって、さまざまなアクシデントを作り出し、小さなキャラクター達の魂を集めます。
死神の代理と言っても死神のおなじみである「死神の鎌」はありません。
さまざまなアクシデントはステージ内にある窓だったり、箱だったり、アンテナだったり様々な「危険物」を動かしたり落としたりして
キャラクター達を倒します。
既定数の魂を集めるとステージクリア。
集めた魂の数で「金・銀・銅」のランクが決まります。
クリア時のスコアは保存され他のプレイヤーと競いあうことが可能。
プレイヤーは神の視点から操作
ステージ内を動き回るキャラクター達はプレイヤーは操作ができません。
勝手に動き回る中、『危険物』を動かしわざとアクシデントを起こして罠にはめていきます。
基本的に危険物は回数制限があり。
いつアクシデントを起こすのかのタイミングが重要になってきます。
失敗するとやり直しができない箇所があるのがゲームの難易度を上げています。
また、起こしたアクシデントの近くにいるキャラクターは行動を変化させるため
前回は上手くできたのに、二回目にプレイしたら上手くできなかったといったことも起こりえます。
仕掛けの動作順を間違えると上手くいかないことがあるので、
手順を覚えていくのが大変でもあり面白いところでもあります。
使える危険物がなくなってしまっても救済策が用意されていて、
動いているキャラクターが横断歩道を渡る時を待ち、信号機を青に切り替え車をぶつけるなど
ブラックなネタが満載。
危険物を使うタイミングで一度にどれだけ多く魂を回収できるのかが攻略のカギになります。
当然のことながらステージランクがあがっていくと
危険物の種類も増えてパターンが複雑化していきます。
カジュアルな見た目からは想像できないほどやりごたえはあります。
天使と対決
ある程度魂をあつめると「天使」が出現。
しかもどんどん天使の数は増加。
天使は警官のようにステージ内を巡回し悪さをしていないかチェックしています。
仕掛けを動かしているときに見つかってしまうとライフが−1されます。
3回天使に見つかってしまうとゲームオーバー。
ステージクリアに際して時間制限は設けられていませんが、
天使の動きが早いので画面の見えていないところから急にやって見つかってしまうことがあります。
画面外から見つけられてしまったときが非常に悔しい。
天候によって危険物の使い方が変わる
Death Comingでは時間によって天気が変わります。
雷・雨・吹雪の時にしか使えない危険物があるので、「この仕掛でどのキャラクターを倒すのか?」使えるパターンを覚えていかないとハイスコアが出せません。
雨の日は電気が漏電している水たまりにひっかけるなど天気によるバリエーションが多いです。
小さいミニストーリーの仕掛けもあり、ストーリー仕立てになっている部分に関しては使える危険物は順番がかなり重要です。
スコア計算
星マークターゲット、キル数、連続キル、コンボ、天使ポリスに見つからなかったハート残量を元に計算していきます。
まとめ
ステージ数は少ないものの危険物のパターンや使うタイミングを覚えていき効率良く進めていくのは結構大変。
天使・天候が出て来るステージからは難易度が急激に上がるので、タップしていくだけでは
ハイスコアが出せず、どのタイミングでどの危険物を使っていくか戦略を練っていくのが面白い。
キャラクターが動き回ることもあり、毎回同じパターンで成功させるのが難しい。
そのためか実績のコンプリートよりも、スコアを上げていく面でやりごたえがあります。
天使に見つかってしまった時の回復アイテムがないのも難易度上昇に影響してますね。
買い切りタイプのゲームですので、スタミナを気にせずに何度もじっくりやりこんでいけます。
パズルゲーム好きでキャラデザが気に入ったなら長く遊べるゲームです。
Steam版は2018/03/25現在¥ 698で販売されています。
iOS版ですと240円なのでお買い得感がありますよ。