PS4「GRAVITY DAZE 2 」をクリア・プレイレビュー
昨年末にうまいことPS4 Proを手に入れることができたので、期待して待っていた「GRAVITY DAZE2」を購入しました。
プレイ時間40時間程度でエンディングまでたどり着けました。
所感
元々キャラクターデザイン・マップデザインなどが個人的にツボだったのと、重力を操作するアクションというテーマが良かったので期待していたタイトルでした。
期待どおりストーリー進行時に使われるバンドデシネ風の漫画のコマも、通常のグラフィックとムービーシーンの差があまり違和感なく感じられるので
見ていて楽しめます。
『GRAVITY DAZE 2』 ストーリートレーラー
FFシリーズのように機能は継承して話は別物なのかなと、前作は未プレイでも大丈夫かなと思ってましたが、
がっつりと続編扱いでしたね。前作から始めておけばよかったです。
キャラクターのモーションがとても丁寧で、「ああ、猫ってこんな風に動くよね」って見入ってしまう猫の動き方はとてもリアリティを感じました。
操作面は結構難しく、操作するキャラクター「重力使いグラビティ・キトゥン」を表示させたままのサードパーソン視点で遊んでいましたが、
それでも3D酔いはしました。
自分視点でのファーストパーソンカメラに切り替えることもできますが、こっちはゲーム難易度がかなりあがるでしょう。
ただマップが非常に広く建物のリアリティがあるため、子どもの時にだれしもが思う「空を自由に飛んでみたい!」
この感覚近いものはファーストパーソンカメラだと実感できます。
重力操作のチュートリアルが終わってからは空をひたすら飛びまくって遊んでました。
この操作感覚は難しいけどとても惹きつけられて楽しい。
ゲーム難易度はプレイヤーが調節できます。
EASY,NORMAL,HARDと切り替えることができるが、R1を押して飛ぶ方向を決める切り替え操作は慣れても難しい。
特にすばやい敵キャラがいるときや、激しくカメラが切り替わるときは、アクションゲームが苦手な人の場合EASYでも難しく感じる。
対人キャラと戦う場合、早すぎてカメラ移動が追いつかないので投げ出したくなる人はいるかも。
ゲームオーバーになりやすい分、何度でも復活できるのでこうなっているのかな?とも感じます。
ちょくちょくオートセーブが入るので、やり直しが苦痛にならないようになっているのはありがたいです。
おもにお使い系のサブクエストではメイン機能の重力を使わないものがあり、
微調整が非常に難しい。方向キーの調節が難しい。
1歩あるく操作が非常に難しい。直ぐ走ってしまう。
サブクエストをすっ飛ばしてメインストーリーを進めていく方がストレスは少ないかと思います。
規定のサブクエストではクリア報酬で体力ゲージが上がるものがあるので、進め方次第では全く手を付けないと不利になることも。
気に入ったのはプレイヤーが撮った写真を元にトレジャーハンターの気分が味わえる宝探し。
マップがリアルで広いので実際に宝探ししている感覚になる。
宝を見つけた後は、他のプレイヤーに宝の場所を教えるために写真を撮るのですが、
よりヒントとなるわかりやすい写真を撮るのか、わざとわかりにくい写真にするのかを決めるときはちょっと悩みますね。
コンプリート要素が沢山あるのですべてこなしていくともっとクリア時間がかかりそう。
サーバーメンテナンス中の表示がでるので幾つかの機能はつかえてませんが、もっとじっくり遊んでみたい作品になりました。
BGMではサックスの音が綺麗に収録されていて気分をもりあげてくれたので、
サントラは非常に欲しい衝動にかられています。