iOS8.4にアップデートしてApple Musicを試す。
Apple MusicはApple社のストリーミング音楽サービス。
ここ2,3年すっかり新しい曲との出会いがなくなってしまった。
CDを借りに行くこともしていないし、Youtubeも興味対象以外はさほど見ていない。
町中では新しい音楽は聞こえてこない。
ジャスラックがらみの著作権使用料の問題がよくネットでは上がっている。
この影響だろうかスーパーや商店街へ行っても街頭で新しい曲が聞こえてくることは少なくなってしまったそう。
そして自宅にはTVを置いていないため、ラジオでも聞かない限り自分の手持ちのミュージックリストから選ぶ曲以外は聞かなくなる。
Youtubeで配信されている新曲をさがしていけばよいのであるがそんな根気もないので、
ストリーミング音楽サービスは楽して新しい音楽を探したい受け手側には探す手間が省けてありがたい。
日本ではLINEミュージック、AWA Musicとここのところストリーミング音楽サービスが始まっている。
そこに新しく入ってきた期待の高まるApple Music(アップルミュージック)。ストリーミング音楽サービスの黎明期から続くスポティファイは試していなかったのでストリーミング音楽サービスとしてApple Musicが今回初体験になる。
Apple Musicは新しい音楽を探すのが面倒な層を狙っているようで、見事に自分がターゲット層に入っている。
使ってみると用意されている曲を聞いていくだけというのは非常に楽だ。
学校でカリキュラムをこなしていくような感じ。ラジオなどでアーティスト名、曲名を聴きのがしてわからなくなったってことも無いのも良い。
Apple Musicは日本時間2015年7月1日から開始されている。
初回登録日から3カ月間は無料トライアル期間。
その後は月額課金されていく。
□価格
|~プラン|~月額|
|・個人メンバーシップ |980円|
|・ファミリーメンバーシップ
(iCloudのファミリー共有に設定している最大6人のメンバーで利用)| 1480円|
新しいことを体験するにはこのブームに乗ってみるのもひとつの手段。
無料期間のApple Musicを開始だ。
大前提としてApple MusicはiPhoneなどのiOSデバイスもしくはMacが必要でiOSのバージョンを8.4へ、
iTunesを12.2へアップデートする必要がある。
iPhoneを持っている人なら試してみたくなると思うので、iOS8.4にアップデート手順を記載。
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設定 > 一般 >ソフトウェアアップデートよりiOS8.4をダウンロードする画面を表示。
「ダウンロードしてインストール」のボタンをタップしてしばらく待つ。
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利用規約を読んで右下の「同意する」のボタンをタップ。
- ポップアップウィンドウの「同意する」のボタンをタップ。
- インストールが始まり再起動する。
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アップデートなれしている人は見慣れている画面。
appleIDやパスコード、iCloudの設定をしていく。
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アップデートが完了しましたの画面が表示されたら
「続ける」をタップ。
アップデート後、ミュージックアプリが以前のバージョンとアイコンが変わっているのがわかる。
早速ミュージックアプリからApple Musicを初めることにする。
ミュージックアプリのアカウントアイコンをタップ。
アカウント画面の「Apple musicに登録」のボタンをタップ。
自分で使うプランを選ぶ。
自動更新をオフ
初期設定では無料期間を過ぎると勝手に自動更新されてしまう。
そのため更新を考えていないのなら自動更新をオフにしておくことが必要だ。
自動更新のボタンをタップして自動更新をオフにする。
Apple Musicの使い方
新しいミュージックアプリでは
For You,News,Radio ,Connect,My Musicとタブが用意されている。
My Music以外はApple Musicの機能。
自分で管理してきた音楽データはMy Musicに収納される。
News
Apple Musicの新着ニュースが見られる。
Appleが用意したApple Music Editorなどのプレイリストから音楽を再生できる。
アクティビティはシチュエーションごとにプレイリストわけされているので、自分でプレイリストをガチガチに決めなくていい手軽さがある。ドライブ用CDを一枚まるまる作るタイプの人には向かない機能だ。
用意されているシチュエーションは現在のところ「アウトドア・おでかけ前・おもてなし・お祝い・クッキング・ドライブ・パーティ・バケーション・フィットネス」など様々
Radio
海外のインターネットラジオチャンネルを聞ける。
クラッシック、アーバン・ミュージック、ロックなどジャンルカテゴリ別で再生される。
Connect
ConnectはApple Music上のツイッターアカウントのようなもので
フォローしておくとフォローアーティストの投稿情報が見られる。
初期状態はMy musicにも入っていないDef Techだった。
For You
Apple Musicでマッチする音楽を選んでくれるよう学習していくFor You
好きなジャンル、アーティストを選んでおくと、そのアーティスト以外にも関連するアーティストが表示されていく。
ジャンルのボタンを1、2回タップで選択、長押しで削除していく。
好きなアーティストを同様のやり方で選ぶ。
自分が好みであろうアーティストたちが表示される。
所感
カテゴリがたくさんあるので前聞いた曲へ戻りたいと思ったところ、曲の履歴を探すのに苦労した。
履歴は再生中のウィンドウをタップして、ボタンが並ぶ右端のリストのアイコンをタップする。
再生中の曲が一番上に表示されるので下へスワイプすると聞いた曲の履歴が見られる。
許容範囲であるが、ストリーミングサービスのため読み込み時間が必要である。
これにより曲を選んでから再生までの無音時間が生じる。
知らないとなんで間が開くんだろうと疑問になりそうだ。
コンセプト・アルバムで曲間がつながっている場合はちょっと嫌な感じ。
外で使うには音楽データは容量が大きくつけっぱなしにしていたなんてことがありそうなので正直7G制限が怖い。
自宅でWiFiを引いて作業するような人はつけっぱなしにできるので良いかもしれない。
格安でUSENをつかっているような感じだ。
自分は邦楽より洋楽を聞くことが多いので、使い続けるならお金を払ってもいいかなとは思わせられる。
7月1日現在特にJ-POPの収録数はLINEミュージックなどにくらべて全然多くない。
パッと見た感じだと10年前に聞いていた懐かしの曲が聞けるなという印象。
洋楽もそこまで多くはないが最新の作品がある。
LINEミュージックは開始一週間後でJ-POPの収録数が大きく増えたので
Apple Musicも少しずつ増えていくとは予想される。
邦楽なにそれ!洋楽ばっかり聞いてるよ!って人にはかなりマッチしているようだ。
iMacのスピーカーもそこそこ良いが、本格的に使うならSoundLink® Bluetooth® speaker III
のようなブルートゥースコンポを導入するのもありかな。