Macを使った環境で、2つのフォルダ間でのファイル差分をとる方法が中々見つけられなかったので
まとめていきます。
ファイルとファイルの違いを探すことを差分を取ると言います。
差分がプログラミングの専門用語だと思うので、差分という単語を覚えておくと検索時に役立ちます。
フォルダの中にあるファイル数が少ないときには自分の目で確認すれば良いのですが、
数が増えていくとやはり大変です。
そこはツールを使って力を抜ける所は抜いていきましょ。
2つのフォルダ間でファイルの違いを比較する方法
サンプルのファイルの構成を以下にしています。
・フォルダ1 : ファイルA,ファイルB
・フォルダ2 : ファイルA,ファイルC
ターミナルでコマンドを打つ
フォルダ間の差分を取るコマンドはdiffにオプションをつけます。
diff -rq 比較A 比較B
$diff -rq フォルダ1 フォルダ2 Only in フォルダ2: .DS_Store Only in フォルダ1: ファイルB.png Only in フォルダ2: ファイルC.png
ファイルAはフォルダ1,2共にあるので表示されません。
Xcodeにあるツールを使う
XcodeにはFileMergeというツールがあります。
差分を取るのにこれを使います。
FileMergeを開くにはアプリケーションフォルダでXcodeを右クリックメニューで開きます。
「パッケージの内容を表示」を選びます。
「Contents > Applicatoins 」 の中にある「Filemerge.App」を開きます。
比較したいフォルダをLeftとRightの枠へドラッグして「Compare」のボタンを押します。
一見わかりにくいのですが、
ファイル名を選択するとLeftとRightどちらに追加されているのかがわかります。
TextWranglerを使う
テキストエディタ「TextWrangler」を使う方法があります。
「TextWrangler」差分チェックがついていて、この機能のためだけでもダウンロードしておく価値があります。
「TextWrangler」はMac App Storeから無料でダウンロードできます。
TextWranglerのメニュー > Search >Find Differencesを開きます。
差分チェックしたいフォルダを右端の枠へドラッグします。
「Compare」を押してチェックします。