iPhoneのスクリーンショットを実機で撮るには「ホームボタンを押しながら電源ボタン」を押すだが、
ブログを書くときに毎回キーボードとiPhoneを行き来するのは面倒くさい。
MacからiPhoneのスクリーンショットを撮れるようにしたいと思うだろう。
iPhoneのスクリーンショットをMacで撮る方法をいくつか集めてみた。
前提の復習としてMacを使って今、画面に表示されているスクリーンショットを撮るには
全画面を撮影:コマンドキー+ shiftキー +3
画面サイズを指定して撮影:コマンドキー+ shiftキー+4
アプリウィンドウを指定して撮影:コマンドキー+ shiftキー+4を押してカメラアイコンが表示されたらスペースキー
の3通りある。
上記の方法でスクリーンショットを撮るとデスクトップに保存される。
Xcodeを使う
Mac,iOSアプリ開発で利用されるXCodeを使う。
Xcode
カテゴリ: 開発ツール
価格: 無料
MacとiPhoneをUSBケーブルで接続した状態でXCodeを起動。
適当なプロジェクトを作成、もしくは開く。
左側のDevicesに表示されているiPhoneを選ぶ。
無い場合には下の「+」よりAdd Deviceを選ぶ。
右側のDevice Informationより「Take Screenshot」を押すと
iPhoneのスクリーンショットがMacのデスクトップへ保存される。
デスクトップへ保存されるのが嫌な場合には
ターミナルから保存先フォルダを変更できる。
Reflector2を使う
Reflector2はiPhone,iPadの画面操作状態を動画に撮ることができる有料ツールアプリ。
記事執筆時の最新バージョンは2.4.0で価格は14.99ドル。
バージョンが上がったことで撮影内容をそのままYoutubeへアップできるようになり、
Macの内蔵カメラ映像とiOSの表示画像が同時に撮影できることからユーチューバーなどやiPhoneアプリゲーム実況などで良く使われる。
Reflector 2 | Wireless mirroring & streaming for Android, iOS & Chromebooks
Reflector2で表示されているiPhoneの画像をMacのスクリーンショット機能やスクリーンショットを手軽に撮って加工できる
アプリSkitchを使って撮るやり方。
スクリーンショットを撮った時のフォルダを変更する方法
Macのスクリーンショット保存先は初期設定だとデスクトップになっている。
これを違うフォルダにしたい場合にはターミナル.appを利用して以下のコマンドを打つことで変更できる。
□動作環境
Mac OS X Yosemite 10.10.5
defaults write com.apple.screencapture location ~/Downloads
killall SystemUIServer
1行目でDownloadsへ保存先を変更している。
他のフォルダにしたい場合には
defaults write com.apple.screencapture location ~/pictures
のようにスラッシュ後のパスを変える。この場合はpictures(ピクチャ)フォルダになる。
2行目でSystemUISeverの再起動。
設定を反映させるための呪文と考えれば良いだろう。
元に戻す場合には以下のコマンドをターミナル.appで打ち込む。
defaults delete com.apple.screencapture location
killall SystemUIServer